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 . ねこらのねどこ BSデジタル導入記 最終更新日 2002.3.12  .

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購入 & 設置 までの経緯 .

 液晶プロジェクターのVW-10HTを導入してから約2年が経過し、ようやくBSデジタル導入をしました。導入のきっかけはSONYからやっとiLINK搭載のBSデジタルチューナーが発売されることになったからです。本当は最初の機種を狙っていたのですが、発売当時は予算的に手が出なかったのと他社製品では搭載されていたiLINKが無かったことで見送ってきたわけです。

 本家のSONYがなんでiLINKを搭載しないんだ?

 そして発売の2001年12月1日を前にして、すでに出回っていることを確認したその日のうちに、ネット通販を利用してDST-BX500の購入となりました。今回利用した店はソニーショップなので故障時も安心です。しいて言えば、最近のAV製品は保証期間延長オプションを付けられる店で購入するのが宜しいかと思います。特に初期ロットならなおさらです。


 自社製品の外付けHDDレコーダーのみ録画に対応らしい?(購入前)

 念願のDST-BX500が届く1日前、せっかくのハイビジョンをそのまま録画出来るようにする為にD-VHSの購入も決めました。iLINK接続の問題も、すでにチューナーを注文してあるのである程度はあきらめての決断でした。
 選んだのはビクターのHM-DH35000で、こちらも発売間もない新製品。これはいつものア○ックにて購入しました。購入後、配送してもらえばよいものを、久しぶりのAV製品購入の嬉しさのあまり持ち帰りをしてしまいました。買ったのが出社前だったので、会社まで後悔しながら運んでました。




 帰宅してすぐに取り付ける。


 結局自宅まで持ち帰り、早速HM-DH35000NV-BX25と置き換え配線をしてみました。実際にやってみるとBSアンテナ入力端子部分がせまくて取り付けるのは大変です。差込み式のコネクターでは無く、ねじ込み式にしてあるので最後まで締め付けるのに指がつりそうです。

 接続後、チャンネルの設定をして早速地上波放送を録画してみたりして最新の性能とやらを試す。今まで使用してきたS-VHS機はすでに10年以上物なので明らかに画が違い綺麗なものでした。本来ならもうVHSテープは大きすぎて避けたかったデッキではありますが、画を見てコロッと好印象に変わったり。



 せまくて大変です。


 さて、D-VHSも設置し終わった翌日、帰宅するとDST-BX500が予定通りに到着していました。そして早速設置。横幅はHM-DH35000と同じで上に乗せるとピッタリ。下手に横幅の短い製品だと不揃いで見た目が悪いところでしょう。
 BX500の設置はさくっと簡単でした。


 

上のがDST-BX500。


 設置後、VW-10HTに入力してみると入力を確認しろと言われ、マニュアルと格闘することに...
 結局この日はハイビジョン画質を拝むことは出来ませんでした。



映らないのはなんでかね〜?


 設置から数日後、アホな自分を再確認できました。そう、VW-10HT側の入力設定を変更していなかったのである。普段DVDを見る時はコンポーネント入力で、今回のハイビジョン入力ではDTVに変更が必要だったんですねぇ。これであっさり映りました。それでも綺麗な画がでたので満足だったり。


マニュアルはきちんと読みましょう!


 めでたくプロジェクターでの鑑賞も出来るようになり、今度はiLINK経由での録画のテストです。テストに1125iの番組を手動で数回録画した時は全く問題無く行きました。問題はEPGを利用した場合で、デッキ側をiLink入力にし、録画モードを設定しておいてから電源をOFFにしておく。そうしておくとBX-500のAVマウス経由でデッキの操作が手探り状態で行われ、録画ができる。これには問題が多く、デッキの電源が入ったままだと録画開始時に電源が切れておしまい。さらにiLINK入力にしておかなければ違う番組が録画されてしまう。そう、BX-500経由の予約をしている時には他の地上波等は予約しては駄目ってことです。BX-500からの録画予定が無くなった以降での地上波の録画は出来ますが、いちいち気にするのは面倒です。

 いろんな問題が出てくる中で一番の問題が出ました。WOWOWの「パタパタの冒険」を録画してみた時に、えらくひどいブロックノイズと音切れが発生。どうもアンテナのレベルが足りないようでした。その時のレベルは25で安定(※BX-500での表示)。そう言えばBSiを見ていた時にもたまにノイズが入ってました。試しにアンテナを調整してみたものの25、26を繰り返し、それ以上の数値は出ないようです。




ただいまのレベル25で〜す!


 そのままにしておいて、とっておきたい番組の録画時にノイズが入るのも嬉しくはないので改善策としてこれまた発売間もないTDKの110度CS対応BCS-45DHVにアンテナを交換してみることにしました。このアンテナは実売1万を切ってます。今まで使ってきた502よりも作りは簡素になっていますが、性能は上がっているようです。晴れている時はそれほど変わらないようですが、天候次第で性能の差が出ていると思われます。
 交換した結果はレベル27で安定し、これ以上は調整しても出ませんでした。とりあえず、どこかのHP上で書かれていた27程度ってのはクリアしたので良しとしました。交換してからは今のところノイズは確認されていないので効果はあったようです。

 それにしてもBSデジタル導入はお金がかかりすぎますね。今後AX1のAAC5.1chへの対応もバージョンアップにてしますし(一応現状でもアナログでの接続で可能ではあります)。
 
※ 2002.1.中旬にバージョンアップ済み。



ブラックかぁ〜...



ただいまのレベル27で〜す!


 さて、その画質ですがHD放送時ではDVDよりも明らかに鮮明で綺麗です。所有している同タイトルのソフトが悲しくなります。しかし、現状ではHD放送ができるタイトルは放映権の獲得が難しいのか、あまり見たいのは無いですね。そんな状況ではありますが、実際にHD放送を見ているとDVDを買うのが馬鹿らしくなる人が出てくるのは当然の事でしょう。数年後の容量が50Gクラスの製品が出れば、現在のDVDは再販売されそうな気がします。
 見るものが少なすぎるので、デジタルWOWOWに加入をしました。こちらもまた、HD放送をしているタイトルは魅力的なものが少ないですね。SD放送もまた同じ。新しめのタイトルが見たいときはやはりアナログBSのWOWOWって事になりそうです。

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 チューナーが発売されて間もないですが、12/17日からバージョンアップのダウンロードがあるそうで、どの辺が更新されるのか楽しみであったりします。まぁ、iLINK周りのバージョンアップは無いことでしょう。後は他の機種でバージョンアップ後に不具合が増えるといった事が出ているみたいなので、そんな事が無いことを祈りつつダウンロードしてみようかと思います。
 それにしても放送開始から1年も経過しているにもかかわらず、安定しているチューナーが無いのはどうなんでしょうかね?チューナーの選択は慎重に調べてからの方が良いと思いますよ。

このバージョンアップで何処が修正され
たのでしょうかね。詳細は不明です。

 BX500のより安定した受信をする為、上記BCS-45DHVから直接受信することにしました。よって、502を復帰させてアナログBSは別で受信しています。
 この変更によって、BX500のレベルは28にて安定しました。27でノイズは確認されませんでしたから、28あれば当分は安心できるでしょう。あとは天候の良し悪しで、どの程度の影響が出るかですね。

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 2001年末に放送されてブロックノイズが酷かったWOWOWの「パタパタ飛行船の冒険」の本放送が開始されたので早速録画のテストをしてみました。前回出まくったノイズも無く、結果はバッチリOKです。

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 さらに録画を試していると、意外にもアンテナレベルが若干低くても綺麗に記録される事が判明しました。その時は天気が悪く、レベルは24,25程度でした。これじゃ駄目だろうなぁと録画してみたのですけどねぇ。
 とりあえずの結論は、途中に入れている混合器やら分波器やらがデジタルに対応していないのが原因と見ています。この辺を対応品に交換したことで、ブロックノイズが消えたという話も聞きますし。
 しかし今回はBSデジタル機器が1台の為、アンテナを新設した方が安く上がったので機器類の交換はしません。今後、BSデジタルチューナーが複数台に増えたら改善するつもりではいますが。

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 2002.3.12

 DST-BX500のファームウェア更新のメールが入る。電源を切っておけば勝手にダウンロードしてくれるので放置。2時間程、買い物。帰宅後にBX500を見るとメール着信のランプが点灯していたので確認するとダウンロードが完了していた。早速リセットをかけ、ファームの書き換えを実行させたのち電源を入れる。特に主だった変化は無いが、試しに噂されていたリモコンの未使用ボタンを押してみると110度CSデジタル放送へ切り替わった。操作はBSデジタルと統一されているので、単純に受信できる放送局が増えたといった感じです。
 このファームウェアの更新によって、設定していた項目やら番組予約は全リセットされます。

さてさて巷の認知度が低いと思われる110度CS放送ですが、今のところ魅力は0。例の日本テレビの電波○年クイズ番組ですが出題から回答出来る時間ま間とかで3日待るみたい。それまで延々と回答者のライブ放送。あれで有料チャンネルだったら終わりだな...

 D-VHSテープの記録時間のメモ

モード 記録時間 備考
. DF-240 DF-300 DF-360 DF-420 DF-480 .
HS 2:00 2:30 3:00 3:30 4:00 HD録画には通常このモードを使用
STD 4:00 5:00 6:00 7:00 8:00 HD以外の放送等はこのモード
LS3 12:00 15:00 18:00 21:00 24:00 このモードでも十分綺麗かも

LS3モードでもS-VHS並だそうです。このモードならコストパフォーマンスは良いですね。
販売価格でDF-360が一番コストパフォーマンスが良いでしょう。
この時、問題なのは頭出しに時間がかかりそうな事くらいです。
STD以上のモードならば、ソースさえきちんとしていればDVDの画質は足元にも及びません。
HSで28.2Mbps、STDで14.1Mbps記録ですからねぇ。最低のLS3でさえ4.7Mbpsなので
下手なDVDソフトよりも綺麗でしょう。でも出来ればLS2も欲しいところです。

DVDの容量が上がるまでの数年間はD-VHSが活躍しそうです。

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