ねこらのねどこ VPL-VW10HT  最終更新日 2001.2.6  

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購入 & 運用 までの経緯

 10月初旬、どこで目に入ってきたのか定かではありませんが、欲しいという衝動が走り抜け、情報収集を開始。
 発売日直前でもすぐに購入出来るだろうと考え、のんびり構えていたところ、すでにかなりの予約が殺到しているとの情報が入って来ました。自分にとって高額な範囲の製品がこんなに買おうとしている人がいるとは思ってもいませんでしたので、かなりの驚きがありました。

 製品発表後、すぐに予約をいれていた方もいるようです。さすがに、自分には高額な製品なので、実機を見るまでは予約は出来ませんでした。
 今思えば、予約だけしておいて後でキャンセルすれば済んだ話でしたね。

 VW-10HTの予約をする前に設置スペースの確認と、可能なスクリーンサイズの検討から入りました。設置する部屋は6畳+αです。当初120インチを目論んでいましたが、家具類との関係上100インチを選ぶことになりました。
 投射距離もズームをせずとも確保できました。物が少なければ120インチ入ったのに...。

6畳+αの部屋に100インチ!(HD)

 1999.10.23にアバックにてVPL-VW10HTを予約しました。この時点で、300番ぐらいの予約らしかったです。
 予約時に聞いた商品の到着は、早ければ年内と言う事でしたが、ふたを開けてみれば....
 予約に踏み切るまで、2〜3週間掛かってます。その後はもう勢いで一通り揃えました。

 「が〜ん...予約だけでもしておけば...」


 いつ商品が届くか分からない状態でしたので、先に設置方法をどうするか考えることにしました。
 やはりこの時もVPL-VW10HT掲示板で生の情報を参考にしながら、自分なりの方法を考えてみました。
 生活空間を圧迫させるのを避ける為に天吊りを前提とし、取りつけ取り外しと位置調整を簡単にする為に、スライドレール2組にて前後左右の移動が出来るようにし、タンスの上にアングルのやぐらを組み立て、取り付けています。
 物を製作するのは昔から好きなので楽しい時間でもありました。


 取り付け穴などの詳細が知りたい方は、ソニーお客様ご相談センターにて、専用天吊り金具のPSS−610の資料を請求するとFAXと郵送で対応してくれます。
 VW10HTの投射距離などは、カタログに記載されていますので、同時に請求するか展示をしているお店等で手に入れてみて下さい。





 マンテンの40mmのアングルを使用して製作しています。スライドレールは、いろいろと探しましたが販売している店などが見つから無かった為、東急ハンズで売っていたものを2種類購入し、使っています。
 天井の高さにぴったりと合わせていますので、倒れてくることは無いと思われます。念のため、後部も金具で固定しています。


 正式な発売日が11.23に決定し待つこと約3ヶ月間は、自室で使用している29インチのTVをスクリーンの背後に仮設置して、DVD等を観賞していました。
 この状態でもそれなりに楽しむ事が出来ましたので、到着が待ち望まれました。




 何回、お店の方に問い合わせしたことやら...。

(試しに、おまけ下さいと言ってみたら当然のようにダメと言われました。支払いが終わると買うときのようにはいきませんねぇ)



 到着日を数日前に控えたある日、日帰りのスキーでうっかり右足を骨折!設置はどうするんだ〜...
 と、嘆きつつも品物は予定どうりに到着。聞いてはいましたが、こんなに大きな箱に入っているとは...。箱だらけで保存する場所に困ります。
 早速仕込んであった天吊り用のボードに固定。まるでこの時の為にスライドレール式にしたように、なんなくレールに差込み設置完了。





 

 予想以上にぴったりと設置する事が出来ました。


 2000年3月1日に、内部から「カラカラ」と音が発生する為に、ソニーサービスに連絡。
 翌日、サービスマンが家に来てDCファンをその場で交換し「カラカラ」音が改善されました。この日に来てくれた方は、印象のよい方でした。

 このファンは、前面の排出口から覗くと一番奥に見える部分のものです。


 2000年12月末をもって、支払い完了!。気が楽になりました。でも、安月給は変わりません...


 2001年2月11日に保証期限が来てしまうので、現在までに出てきた不具合をソニーサービスに連絡しました。
 (2001年1月16日に連絡

1、 電源部からの「ジー」という音が断続的に出る。
2、 ROMのバージョンアップ
3、 新型フィルターへの交換。
4、 内部のクリーニング。

 以上の4点を伝え、翌日に工場に引き取られていきました。10HTは業務用として扱われる為、工場での修理が基本のようです。






 今回の修理は保証期間の最後の機会ということもあり、気になっている不具合をダメもとで全て言ってみました。
 今回の修理のメインは電源部からの「ジー」音です。視聴時にはかなり気になる存在でしたが10HTがあるのが当然の生活になっているのでしばらく気にしないふりをしながら過ごしてしまいました。
 ROMのバージョンアップは、台形補正をOFFにしていても、メモリー切り替え時にアスペクトの切り替えがうまく動作しない事が稀にあるので、現在の最新バージョンでも解消されるのか分かりません。
 新型のフィルターはダメもとです。
 内部のクリーニングは個人では液晶パネル程度までしか出来ないのでついでに頼みました。(これは有償でも良いので頼みました。)


 修理に出してから最初の連絡が来ました。内容は、天吊りをしたさいにネジが内部の部品を貫通してしまっていて、この状態だとホコリの進入への保証は今後は出来ません。部品の交換は有償で\34,000程度かかります。といった感じでした。
 ちょっと部品代が高いので、穴を塞ぐ程度の修理は出来ないかの答えで最後の連絡を終えました。

 2001年2月2日に、携帯に連絡があった様子。修理に出してから、タイミングが合わずに連絡が思うように取れない事が数回あった為、翌日に自分からサービスの方に連絡を入れてみると、修理が完了して返却の相談の連絡を入れようとしていたとの事。早速、その日に帰ってくる事になりました。
 こちらからの連絡に対応してくれたサービスの窓口の方の対応は、なかなか感じが良かったです。

 仕事をしていると、携帯に連絡が入ってもなかなかタイミングが合いませんね。
 おかげで予想以上に修理期間がかかってしまいました。


 修理から帰って来た10HTは今のところ快調の様子。

 今回の修理内容です。

1、 「ジー」音は、電源部のコイル交換によって解消しました。
2、 ROMのバージョンアップによりVer.1.3になりました。(Ver.1.2より)
3、 新型フィルターへの交換と、予備が3個付いてきました。
4、 光学ユニットのクリーニングにより、レンズ内部の擦り傷状のものが無くなっていました。ゴミはいくらか付いていますが。

 本体底面、天吊り用のネジ穴内部の貫通部分ですが、今回は部品の交換は見送りにしました。サービスの方の話だと、現状のままでも同じようにネジを貫通させておけば、内部にホコリの進入は無さそうで、ネジを再度入れる際に、部品の削りカスが進入する可能性はありますとの事。
 当分は、この状態で様子見をしようと思っています。

 今回の修理も、前回来てくれたサービスマンの方で、やはり対応は良い人でした。




 今回の修理は、こちらの要望が全て対応されてきました。
 メーカー修理の対応は、最近の東芝の件以来改善されてきているのでしょうか?なかなか気持ちよく対応してくれるので、こちらとしても考え方が変わりますね。





フィルターの素材が静電タイプに改良された新型のフィルター

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